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結婚式の時間帯はいつがいい?当日のスケジュールも合わせて解説!

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結婚式の開始時間やスケジュールにはさまざまなパターンがありますが、大きく分けて午前、午後、夕方のいずれかの時間帯にスタートさせることになります。人生の新しい門出の日ですから、出席してくれる家族や友人たちには笑顔で祝ってもらいたいものですね。そのためにも、それぞれの時間帯ごとのメリットとデメリットを理解し、自分たちに合った時間を選びたいものです。

 

結婚式の開始時間ごとのメリット・デメリット


結婚式をいつスタートさせるか、その時間帯によって式全体の印象が変わってきます。大切な人生の晴れ舞台となるだけに、どういう雰囲気の結婚式に演出するか、いろいろとアイディアも浮かんでくるのではないでしょうか。
ただ、趣向を凝らすのは良いのですが出席してくれる人の都合も考慮しなければなりません。「極端に朝の早い時間にスタートさせる」「深夜にまでおよぶスケジュール」などでは出席できない人も出てきますね。
ここでは、午前、午後、夕方、それぞれの時間帯におけるメリットとデメリットを紹介していきます。

 

午前中に始める場合のメリット・デメリット


結婚式を午前中に開始する場合のメリットとして、まず、披露宴における食事の時間がちょうど昼食の時間帯になるということが挙げられます。
例えば、披露宴を午前11時ごろに開始した場合、婚礼料理が出てくるタイミングがお昼時です。お腹が空いてきたころに料理をおいしく食べることができるので、出席者に喜ばれます。
さらに、この時間帯に食事をしておけば、二次会を開始する夕方が再びお腹が空くころとなり、そこでの料理も楽しんでもらえますね。
また、午前中に結婚式を開始すれば、午後の早めの時間帯に披露宴がお開きになるため、その後の時間が自由に使えるというのもメリットの1つです。
出席者が式の当日に余韻に浸る時間が長く持てるので、思い出に残りやすい結婚式になることも期待できます。遠方からの出席者にとっては、当日のうちに帰路につけるのがうれしいですね
また、古来お祝い事は明るいうちに行うのが吉とされています。身内などに、式を行う日取りについて縁起を気にする人がいる場合、午前中に式を開始することに決めると安心し、賛同を得やすいということもあります。
午前中に結婚式を開始する場合のデメリットとしては、新婦のヘアメイクや衣装の着付けなどを朝早くからしなければならないということが挙げられます
同様に遠方からの出席者は朝早くから準備と移動をすることになり、場合によっては前泊が必要になります。
さらに、披露宴に参加できなかった人のために二次会は夕方から開催されることが多いため、午前中から出席している人の空き時間が長くなることもデメリットといえますね。

 

午後から始める場合のメリット・デメリット


結婚式を午後の時間帯に始めるメリットには、午前中の時間が自由に使えるため、新郎新婦が余裕をもって準備できるということがあります。
入籍した日と結婚式をした日を同じ日付にしたい場合などは、午前中に婚姻届を出してから式場に向かうということも可能です。余裕をもって行動できるのは出席者も同じで、特に遠方から来る人は前泊する必要がなくなります
披露宴が終了してから二次会が始まるまでの空き時間が短くなり、参加する人を長く待たせることがないというのもメリットです。
結婚式に出席する日は、他の予定を入れている人は少ないでしょうから、待ち時間が長くなるとどうやってその間を過ごすか考えることになりますからね。
その点、午後に式が始まった場合は披露宴終了から二次会開始までの時間が短くなるので、暇を持て余すようなことがありません
デメリットとしては、スケジュール的に披露宴の中で食事する時間帯が中途半端なものになるということが挙げられます。例えば、午後2時ごろに披露宴が始まったとすると、料理が出てくるのが午後3時ごろになり、ほとんどの人にとって、その時間帯はお茶やおやつを食べるタイミングですね。
その時間帯に婚礼料理を食べることになるので、楽しめない人が多くなる可能性があります。 また、披露宴、二次会の終了する時間が夕方から夜間になるため、遠方から来ている出席者の交通手段を用意しなければなりません
場合によっては宿泊の手配も考えなければなりませんので、こうした対応が必要になることがデメリットです。

 

夕方から始める場合のメリット・デメリット


夕方から結婚式を開始する場合のメリットには、周囲が暗くなっているのでキャンドルや花火などの演出が効果的で、式がロマンチックな雰囲気になるということがあります
このほかにも、ロケーションによっては夕焼けや街のイルミネーションなど、日没前後の情景がその場の雰囲気を盛り上げるのにとても効果的です。
式場の予約状況によって平日に結婚式を行うことになった場合でも、夕方から開始すると出席者は仕事が終わってから参加できます。多忙な人もスケジュールの都合がつけやすいので出席しやすいです
式場によっては夕方から結婚式を開始すると料金が安くなる場合があります。少しでも費用を抑えたいと考えている新郎新婦にとってはうれしいメリットですね。
反対に、デメリットは、午後に開始するよりもさらに披露宴の終了時間が遅くなるので、出席者が帰宅するための交通手段を手配しなければならないことです。
特に遠方からの出席者には宿泊の手配も必要となります。また、同様に時間が遅くなるので二次会を開催することができなくなります。二次会に出席してもらう予定だった人たちも、披露宴に招待することを考えなければなりません