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実際どうなの?結婚式の「オンラインご祝儀」認知度調査!

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新郎新婦へのお祝いの気持ちを込めて包む「ご祝儀」。結婚式に出席する際、受付でご祝儀を渡すのが一般的ですが、手軽にご祝儀を贈れる「オンラインご祝儀」が注目を集めていることをご存知でしょうか。

そこで今回は、キャッシュレス決済が可能な「オンラインご祝儀」に対して、どのようなイメージを持っているのかアンケート調査を実施! ご祝儀の受け取り方法を検討しているカップルは、ぜひ参考にしてください。

 

「オンラインご祝儀」は新たな決済スタイル


ご祝儀袋や新札の用意など、事前準備が必要な通常のご祝儀に対し、新たな決済スタイルとして生まれたのが「オンラインご祝儀」です。クレジットカードや電子マネーなどを利用してご祝儀を事前決済できるのが特徴。ご祝儀忘れを防げるほか、出費のやりくりもしやすくなるなど、ゲストにとって大きなメリットがあります。

新郎新婦側のメリットとして、ご祝儀を管理する受付係の負担を軽減できる、事前に受け取ったご祝儀を結婚式費用に充てられるなどが挙げられます。また、ご祝儀を対面で受け取らないため、コロナウィルスやインフルエンザなどの感染症にも有効な手段といえるでしょう。

 

「オンラインご祝儀」の認知度はどれくらい?実際の利用率は?


贈る側にも受け取る側にもメリットが多いオンラインご祝儀。実際には、どれくらいの人がオンラインご祝儀を利用しているのでしょうか。

そこで、「楽婚の花嫁サロン」では全国の10代~60代以上の男女200名を対象に、「オンラインご祝儀」に関するアンケート調査を実施。オンラインご祝儀の認知度や利用状況について詳しく見ていきましょう。

※年齢・性別・職業の内訳は以下の通りです。

 

オンラインご祝儀の認知度は約3割!


「オンラインご祝儀」を知っているかどうかたずねたところ、「知っている」32.5%、「知らない」65%、「利用したことがある(ゲスト)」2.5%という結果に。「新郎新婦側として利用したことがある」と回答した人は一人もいませんでした。

オンラインご祝儀を利用した人の感想として、「とても便利だと感じた」「新札やご祝儀袋を用意しなくて済むので便利だと思った」「使い方がわからず手間取った」といった意見がありました。

 

「オンラインご祝儀」を知ったきっかけは?


オンラインご祝儀の認知経路をたずねたところ、「テレビや、ウェディング雑誌以外で知った」14.5%、「ウェディング関連以外のWebサイトで知った」11.5%、「ウェディング関連のWebサイトで知った」4%、「結婚式の招待状で知った」3.5%、「結婚式場でおすすめされた」0.5%、「このアンケートで初めて知った」65%、「その他」1%という結果でした。

スーパーやコンビニ、飲食店など、キャッシュレス決済が可能なお店は増えていますが、ご祝儀がオンライン決済できることはまだまだ知られていないようです。

 

オンラインご祝儀のイメージ(一部抜粋)

「オンラインご祝儀」という言葉に対し、世の中の人々はどんなイメージを抱いているのでしょうか。回答のなかから一部を抜粋してご紹介します。

 
・今時なやり方だなと思いました。(30代/女性/無職)

・いちいち現金を用意しなくて良いので便利そう。(40代/男性/会社員・団体職員)

・手軽にお祝いができて遠く離れた人とも関わりが持てそう。(20代/女性/その他)

・便利だとは思うけれど、お金を包まないのでご祝儀を渡した感覚が無い。(30代/女性/会社員・団体職員)

・電子マネーの利用が増えているので時代に合ってそうな感じがします。ご祝儀袋の準備もいらず、今の時代はこちらの方が喜ぶ方もいると思います。(30代/男性/自営業)

・オンラインでお年玉をあげることがあるようなので、ご祝儀も手軽という点では、いいかと思います。手軽なイメージ。(60代以上/男性/代表・役員)

・ご祝儀の入れ忘れや、金額の間違いがなくなり、便利だと思う。受け取る側も、管理しやすくて良いと思う。(30代/女性/その他)

・ご祝儀という言葉がめでたいだけに、オンラインという言葉がつくと安っぽいイメージになってしまう。(50代/男性/会社員・団体職員)

・会わなくても渡せるご祝儀なので贈る側は便利だと思うが、受け取る側は対面の方が嬉しいかなとも思います。(30代/女性/無職)

・少しさみしい感じもするが、管理する側のことを思うと合理的で便利かなというイメージです。(40代/女性/会社員・団体職員)

 
「手軽に支払えて便利」「ご祝儀の管理が省けて安全」「これからの時代に合っている」など、オンラインご祝儀に前向きな意見がある一方、「便利だけど味気ない」「事務的に感じる」「年配の方は使いにくそう」といった声もあがりました。

結婚式費用をご祝儀でまかないたいなら、「楽婚」を検討してみるのもひとつの手段です。
自己資金が少なくても理想の結婚を叶えられるうえ、伝統的な形式でご祝儀を受け取ることができますよ。

 

「ご祝儀を直接渡したい」派は約6割!


「ご祝儀は結婚式場で渡すほうが良いと思う」59%、「オンラインご祝儀のほうが良いと思う」41%となり、受付でご祝儀を渡すスタイルを望んでいる人の方が多いことが判明しました。人生の通過儀礼である結婚式に出席する際は、手軽で便利なオンラインご祝儀よりも、お祝いの言葉を添えてご祝儀を手渡ししたい人が多いようです。

 

【結婚式場で渡す方が良いと思う理由(一部抜粋)】

 
・心も届けられる気がするからです。(30代/無回答/その他)

・遠方で式に出れないなら便利だが、式場で渡す方がしっくりくる。(40代/男性/自営業)

・ご祝儀袋などもデザインにこだわって渡したいから。(40代/女性/会社員・団体職員)

・手渡しの方がより気持ちが伝わるような気がするから。(50代/女性/会社員・団体職員)

・ご祝儀は結婚式の恒例行事だと思うので、オンラインはあまり普及してほしくない。(30代/女性/その他)

・便利ではあると思いますが、やはり面と向かってお祝いの言葉を添えて渡す方が気持ちは伝えられると思います。(30代/男性/自営業)

・結婚式にかかわる人は年代が幅広く、さまざまな考えを持つと思うので今まで通りの式場で渡す方が受け入れられやすいと思うから。(40代/女性/会社員・団体職員)

・いつの時代になっても結婚式と言えば人生の中での大きなイベントなので、出来れば会場で直接渡す方が良いと思う。しかし時代のせいか、これからはオンラインでの決済サービスを提供する側、受ける側も増えそうな気がします。(50代/男性/自営業)

・ご祝儀とは顔を見てお祝いの気持ちを伝えながら渡すものであると思うから。(10代/無回答/学生)

・ご祝儀袋のデザインもひとつの楽しみだから。渡す方はいろいろとめんどくさい気はするかもしれないが、本当に渡したいなと思う人に渡すご祝儀はオンラインよりも式場渡しの方が気持ちがこもっていて良いと思う。(30代/女性/会社員・団体職員)

 

【オンラインご祝儀のほうが良いと思う理由(一部抜粋)】

 
・祝儀袋や新札を用意する手間が省けるからです。(30代/女性/無職)

・面倒臭な挨拶、署名等の手間、それに携わる人員が省けるから。(40代/男性/会社員・団体職員)

・安全に管理ができる。渡す金額は同じだからこちらがいい。(40代/女性/会社員・団体職員)

・式場でのお金の管理が大変、オンラインの方が新札やご祝儀袋の準備が不要で楽。(30代/女性/会社員・団体職員)

・祝儀袋を用意したり、新札を用意したりの手間が省ける。受付の負担が減る。(60代以上/男性/その他)

・新札やご祝儀袋を準備する手間をかけさせてしまったり、結婚式中のご祝儀の管理の問題があったりするので、オンラインでできたら確実で便利だと思うからです。(30代/女性/無職)

・ピン札や袋の用意をしなくていいので便利ですし、相手にいくら送ったかがはっきり記録に残るので受け取る側としても便利だと思いました。(50代/男性/会社員・団体職員)

・用意する手間や当日忘れたりすることもなく、確実かつ簡単に決済できそうだから。(40代/女性/その他)

・普段オンライン決済を利用しているので、オンラインご祝儀は手軽で良いと思いました。(40代/女性/会社員・団体職員)

・現金からデジタル化や進む世の中でそういう選択肢があってもいいと思うから。(30代/男性/自営業)

 

お祝いの気持ちを表すご祝儀は、新郎新婦もゲストも納得できる受け取り方法を選んで!


今回実施したアンケート調査によると、オンラインご祝儀を知っている割合は全体の約3割であることが明らかになりました。また、新郎新婦側として利用した人は一人もおらず、オンラインご祝儀の認知度だけでなく、利用率も低いことがわかりました。「事前にご祝儀を受け取れる」「受付係の手間を軽減できる」など、オンラインご祝儀のメリットを理解できれば、認知度も高まるのではないかと考えられます。

結婚式には、ふたりを祝福するために多くのゲストが集まってくれます。新郎新婦の利便性はもちろん、ゲストの意見も尊重した受け取り方法を選択してみてはいかがでしょうか。