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想定外を作らないために!本当にあった結婚式のトラブル事例4選

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たくさんの人に祝福されて幸せを心から実感できる結婚式。ずっと幸せな気分で過ごしたいものですが、実は結婚式をめぐるトラブルは意外と多いのです。多くの人たちが関わる結婚式だからこそ、思い掛けない事態が起こることもあります。自分たちが主役の結婚式、笑顔が曇ってしまわないようにしたいですね。実際にあったトラブル事例を知って、想定外の事態に慌てないように備えておきましょう。

 

トラブル事例1:ヘアメイクが事前打ち合わせと違う


意外とトラブルになりやすいのが新婦様のヘアメイク。事前にどれだけ打ち合わせをしていても、うまく意思の疎通ができていなことがあるかもしれません。
例えば「かわいい」という言葉一つとっても、どういったメイクをかわいいと思うかは人それぞれです。その点をしっかり擦り合わせておかなければ、当日になってイメージと違うとがっかりしてしまうでしょう。
ヘアメイク担当者の技術が確かであっても、ご新婦のこだわりや顔の特徴を把握できるかどうかとは別問題です。任せっきりにするのではなく、希望をしっかりと伝えることでヘアメイクのトラブルは回避できるでしょう。
自分の希望イメージをきちんと伝えるためには、打ち合わせの際にメイクリハーサルを行うことが有効です。言葉だけで伝えるのには限界があります。実際にメイクをしてもらいながら希望を伝えることで、お互いの共通認識を作ることができるでしょう。
また、着る予定のドレスをメイク担当者に実際に見てもらうことも大切です。
ドレスによって合うヘアスタイルや合わないヘアスタイルもあります。トータルでどういった印象を作りたいかを明確にしておけば、ヘアメイク担当者からの提案もご新婦の希望に添ったものになるでしょう。
そうして、納得のいくヘアメイクを前もって考えるのがメイクリハーサルです。普段のメイクのこだわりや苦手なメイクを伝えて、結婚式当日に一番美しく見えるヘアメイクを一緒に考えてもらいましょう。

 

トラブル事例2:新郎新婦の名前が間違っている


ご新郎ご新婦だけでなく、ゲストも含めたすべての人が気まずい雰囲気になってしまうのが名前の間違いです。ゲストのスピーチでの間違いであれば、まだ笑って済ませることもできるでしょう。
しかし、あまり笑えないのが、プロフィールムービーなど結婚式の演出での名前間違いです。結婚式の招待状や席次表といった印刷物もそうですね。
ゲストの間違いなら仕方がないと思えても、結婚式の主催者側の間違いは、自分たち次第で防げたかもしれない分どうしても後悔が残ってしまいます。
名前間違いのトラブルを防ぐには、事前確認をしっかり行うことが重要です。プロフィールムービーなどの制作物を友人や業者といった第三者に任せる場合、できあがりは当日の楽しみに取っておきたいと思うかもしれません。
しかし、名前の間違いがあると、結婚式当日の雰囲気にも影響してしまいます。そうならないためにも事前に完成品を確認しておきましょう。
自分たちで作成する場合も同じです。間違えるはずがないと思っていても、漢字の変換ミスなど思い掛けない間違いが見つかることもあります。二重三重にチェックしておきましょう。
その際は、ご新郎ご新婦それぞれでダブルチェックを行うとより確実にトラブルを防げます。

 

トラブル事例3:式の途中に体調不良になる


結婚式はご新郎ご新婦にとって特別な日です。
自分たちが主役だという思いから、いつも以上に緊張してしまうこともあることでしょう。ご新婦の場合、ウェディングドレスや婚礼⾐裳を着る際に、思った以上に身体を締め付けられて苦しい思いをすることもあります。
そして、そういったいつもと違うできごとをきっかけに、結婚式当日に体調を崩してしまうこともあります。体調不良というトラブルは、結婚式当日の笑顔をなくしてしまう大変な事態。
体調不良になった場合にどうするのか、体調不良にならないためにどうするのかの双方について考えておきましょう。
まず、結婚式当日の急な体調不良に備えられるように、常備薬は忘れずに持参しましょう。いつも使っている薬が手元にあるという安心感が大切です。
そして、体調が悪いかなと思ったら、親御様や式場スタッフに結婚式が始まる前に相談しておきましょう。離席できるタイミングで休めるように工夫してくれるかもしれません。自分ひとりで辛い思いを抱え込まないようにしましょう。
当日体調不良にならないためには、結婚式当日までの体調管理をしっかり行う必要があります。結婚式準備で忙しい日が続きますが、結婚式前日は早めに寝てゆっくり身体を休めて当日に備えましょう。
ご新婦は、ブライダルインナーや婚礼⾐裳の帯の締め付けが体調不良の原因となることもあるため、試着から体型が変わらないように体型管理にも気を付けましょう。

 

トラブル事例4:見積り金額と請求金額が異なる


結婚式の費用は決して安い金額ではありません。
少人数の結婚式で費用を抑えたとしても、費用の大半をご祝儀で賄ったとしても、精算の際には数十万から数百万の請求が発生します。事前の見積りでどれくらいの金額が掛かるかは把握しているはずです。
しかし、当日の請求金額が見積り金額と異なる場合があります。金額が異なる理由としては、式場の延長料金や飲みものの追加料金などが考えられます。
また、式場スタッフが請求書の作成を間違った可能性もあるかもしれません。支払う前に請求書の内容をきちんと確認して、なぜ見積り金額と差が出ているのかを確認するようにしましょう。
式場スタッフや自分たち自身も含め、人間が行うことにはミスが付き物です。
請求金額をそのまま支払うのではなく、その金額で正しいのかを自分たちでもしっかりチェックしましょう。わからない点をわからないままにせずにしっかりと確認することが大切です。
金銭的なトラブルを事前に防ぐために、追加費用が掛かる項目や見積り書には記載されない項目などを前もって知っておくことも重要です。
追加費用が掛からないような結婚式の演出スケジュールを最初から組んでおけば、予期せぬ出費を抑えることができるでしょう。当日になってプラスしたいことがあっても、費用が掛かるかどうかを基準にすればそれが必要かどうかを判断しやすくなります。

トラブルは事前の対策で防げる


結婚式当日のトラブルは、もちろんないに越したことはありません。
しかし、どうしても想定外のことが起こってしまう可能性はあります。一番避けたいのは、トラブルに振り回されて結婚式自体が嫌な思い出となってしまうこと。
うまく対処して笑顔で一日を過ごせれば、多少のトラブルも素敵な結婚式の思い出の一つとなってくれることでしょう。何かしらのトラブルが起きることを想定して対処法を用意しておきましょう。
また、トラブルは事前確認をしっかり行うことで防ぐこともできます。費用に関わることなどは、知らなかったということ自体がトラブルになりがちなので、疑問に思った点はその都度質問してクリアにしておくようにしましょう。
式場を決める際には雰囲気や費用も大切ですが、担当プロデューサーとの相性や式場の運営方針も納得できる結婚式には重要なポイントです。トラブルが起きた際に頼れるかどうかを打ち合わせの段階でしっかり見極めましょう。
不安な点をプロデューサーに相談して、過去のトラブル事例や対処法を聞いておくのもトラブル対策のための良い方法です。数多くの結婚式を見てきたプロデューサーは、トラブルに関してもたくさん経験しているはずです。
トラブルが全くの想定外でなくなれば、より良い対処法を思いつくことができるかもしれません。「備えあれば憂いなし」というように、トラブルを前もって想定しておくことで、結婚式当日に慌てなくて済むようになります。
出来る限りの準備をして、一生の思い出になる結婚式に臨みましょう。