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結婚式で新郎へサプライズを贈りたい花嫁のためのアイデア4選

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結婚式の演出の1つであるサプライズ演出をご新婦がご新郎にするというのが増えつつあります。その理由は、日頃恥ずかしくて口に出せない感謝や抱いている気持ちを結婚式の場で伝えたいというご新婦が多いためです。もし、ご新郎に何かを伝えたいのであれば、サプライズをしても良いかもしれません。しかし、どんな演出をするべきか悩んでいる人もいるでしょう。ここでは、ご新郎へサプライズを贈りたい花嫁のためのアイデアを4つ紹介します。

 

何を伝える?サプライズの目的とは


サプライズは、相手を驚かせることを目的にしたものではありません。そのため、奇抜な演出を行うと相手が不快な思いをしたり、ゲストが白けたりすることもありますから注意が必要です。
サプライズを行う本来の目的は、相手に喜んでもらうことです。相手に日頃持っている感謝や愛しているという気持ち、これからともに歩む決意など今の自分の思いを伝え、ご新郎ご新婦だけでなくゲストも感動できるサプライズ演出をすることが必要になります。
したがって、サプライズの演出はシンプルでありながら、会場全体が温かい気持ちになれるような内容にすると良いかもしれません。

 

アイデアその1:新郎宛の手紙を書く


サプライズのアイデアの1つ目は、ご新郎宛の手紙を書くというものです。
一般的な結婚式では、育ててくれた親御様に対してへの手紙はよく目にしますが、ご新郎への手紙は少ないのでサプライズになる可能性が高いです。
手紙のメリットは、口に出せない今の自分の素直な気持ちを手紙で伝えることができる点にあります。また、手紙は書くだけですので手間がかかりませんから、時間のない人にはピッタリの方法だといえるでしょう。
ただし、手紙を読むと泣いてしまうという人もいるかもしれません。そのようなときは、司会者に読んでもらうことも可能です。
手紙の内容もこだわりたいところです。
まず書きたいのが、今までの思い出です。最初に会った第一印象や交際が始まったときのこと、交際中の思い出深い出来事などを書くことで、味わいのある手紙にすることができます。
また、ゲストにも伝わるような内容にすることも忘れてはいけません。交際中のエピソードなどを盛り込んで、想像しやすい内容にすることが大切です。
そして、最も大事なのが相手への思いを書くことです。尊敬していること、結婚生活に向けた気持ちなどをシンプルかつ素直に書くようにします。
ただし、書き終わったら一度文章を読み直してみましょう。文章の間違いや内容がおかしいことも多いので、本番でミスしないためにもしっかりと修正しておくと安心です。
手紙を読むタイミングには、親御様への手紙を読んだ後にご新郎への手紙を読むようにしたり、挙式や披露宴前の最初の対面で読んだりなどいろいろな場面があります。そのため、プロデューサーと相談してベストなタイミングで手紙を読むようにしましょう。

 

アイデアその2:ビデオメッセージを作る


2つ目のサプライズアイデアは、伝えたい気持ちやメッセージを撮って上映するビデオメッセージです。手紙を読むと泣いてしまうというのであれば、ビデオメッセージは特におすすめの方法です。
作り方は、ムービーやテキストにBGMを入れながらつなげていくだけのシンプルなものです。パソコンにはムービーをつくるための無料ソフトがインストールされているため、使っているパソコンがあればすぐに作ることができます。
ムービーには、友人やご新郎の家族、そのほかの人に事前協力してもらいながら撮影するのも良いでしょう。ゲストがムービーに登場するので、会場全体で盛り上がれるのもこの方法のメリットになります。
ただし、注意したいのが編集する動画の質が悪いとビデオメッセージの内容も悪くなるということです。よくあるのが集めた動画のメッセージがほぼ同じだったり、音や画質が悪かったりなどです。
このような動画がたくさんあると編集するのも大変ですし、ビデオメッセージの質を上げることもできません。ゲストに参加してもらうのであれば、気をつけてほしいポイントや撮りたい動画の内容を細かく伝えることが大切です。
ビデオメッセージの準備は余裕を持って行うのが良いでしょう。ゲストに参加してもらう場合、スケジュールが合わないことも少なくないからです。
結婚式の半年前から準備しておくと安心ですが、遅くても3~4カ月前にはスタートしないと結婚式当日に間に合わない可能性があります。
なお、自作することも可能ですが、業者に依頼してビデオメッセージを作ることもできます。業者への依頼は、約3カ月前に行っておくのが良いでしょう。ただし、内容が自身の作りたい内容とずれる恐れがあるため、念入りに打ち合わせをしてくことが大切です。

アイデアその3:フラッシュモブ


サプライズアイデア3つ目は、フラッシュモブです。
フラッシュモブは、一定の人数が音楽をきっかけにダンスや演奏などのパフォーマンスをするというものです。見た目が派手なサプライズになるので、会場全体がひとつになって盛り上がれるというメリットがあります。
また、フラッシュモブを知らない人が見ると、新鮮な経験となります。人によっては感動したという声も上がるほどのサプライズになるため、印象深いシーンとなる可能性が非常に高いです。
ただし、大がかりなサプライズのため、事前準備が大変というデメリットがあります。ダンスの振付や演奏の練習などをしなくてはなりませんから、時間をかけなくては本番で披露することはできません。
また、派手な演出となりますから、ゲストの中には楽しめないという人が出てくる可能性があります。場合によっては、参加することに対して不快感を示すゲストも出てくるかもしれません。
ゲストだけでなく、ご新郎も良い印象を持たない恐れがあります。ご新郎が結婚式は静かに行いたいという気持ちなのであれば、避けた方が無難でしょう。

 

アイデアその4:逆プロポーズをする


4つ目は、逆プロポーズです。
カップルの中には、しっかりとしたプロポーズをしないまま結婚式を迎えたということも少なくありません。もし、そのような状況のカップルであれば、結婚式という場を使ってプロポーズするというのもサプライズになります。
一般的にプロポーズはご新郎からご新婦にするものですから、逆プロポーズを受けたご新郎はきっと喜んでくれることでしょう。そして、ご新郎に対するご新婦の愛情がゲストにも伝わるので、印象深いシーンとなる可能性があります。
直接プロポーズの言葉を言うのが恥ずかしいのであれば、祝電やムービーを使ってプロポーズすることもできます。また、逆プロポーズをした後にはご新郎から返事をもらえるように司会者に促すように指示することも可能です。
場合によっては、ゲストがご新郎からプロポーズをするように仕向けるという流れになるかもしれません。ウェディングプロデューサーと相談しながら、逆プロポーズのタイミングをつくってみてはいかがでしょうか。

 

サプライズを決めたら準備にとりかかろう


サプライズをすると決めたら、早速準備に取り掛かるようにしましょう。
どんなサプライズをするにしても、当日にすべて準備するということは難しいです。したがって、準備にはある程度時間がかかると考えた方が良いでしょう。
特に、周囲を巻き込んで行うサプライズは時間がかかるため、時間の余裕を持って準備を始めることが大切です。
また、良いサプライズをするとなると何度も練習をしたり、修正を加えたりするといった作業を繰り返すことになります。
しかも、それと並行して結婚式の準備をしなければなりませんから、大変な作業になることが予想されます。
そのため、友人や家族に手伝ってもらいながら準備を進めていくことも大切です。ご新郎の喜ぶ顔を想像しながら、結婚式当日に間に合うようにサプライズの準備をしましょう。