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長く愛用するために!結婚指輪の選び方のポイントを解説!

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結婚指輪は二人にとって特別なものであり、長年に渡って愛用していくものです。そのため、多少時間がかかっても、じっくりと納得のいくまで選ぶ必要があります。ただ、指輪を選ぶ際のポイントを理解していないと必要以上に時間がかかったり、イメージ通りにならなかったりすることもあるでしょう。この記事では、そんな結婚指輪を選ぶ際のポイントについて紹介します。

 

結婚指輪の選び方のポイント1:素材とデザイン


結婚指輪を選ぶときに最初に考えないといけないことは、どんな素材とデザインのものを選択するのかということです。
結婚指輪は素材によって強度がまったく違いますし、デザインもさまざまなものがあります。そのため、購入する人の価値観やライフスタイルを考慮して素材とデザインを選ぶ必要があるのです。
たとえば、やわらかめの素材を選べば加工をしてもらったり、後々サイズを直したりできるタイプのものもあります。
反対に硬い素材を選べば、強度が増すので日常生活でも使いやすく、力仕事が多いような男性でも安心して使うことができるでしょう。
同様にデザインも少し派手なものから落ち着いたものまでありますが、日常でも使うことを考えれば普段の生活になじむようなデザインのものを選ぶほうが無難です。
これが婚約指輪なら、見た目重視で派手なものを選んでも構いません。しかし、結婚指輪の場合は普段の生活でも身に着けたいと考える人が多いので、職場などの環境でもなじむようなデザインのほうが使いやすいのです。
このような事実を踏まえて、さらに詳細な部分まで素材とデザインについて見ていきましょう。
まず素材には、大きく分けて2種類、プラチナとゴールドがあります。さらに、同じゴールドでも、ホワイトゴールドとイエローゴールドという2種類があります。
これらの素材の違いはカラーはもちろん、質感の違いにもつながってきます。そのため、実際に身に着けてみて、自分の普段のファッションや雰囲気に合うかどうかを確かめることも大切です。
また、意外とおろそかにしがちなのが、自分自身の肌の色との相性です。一般的に肌の地色が濃い目の人は強い色が似合う傾向があり、反対に薄い人は落ち着いた色合いがよく合うとされています。
素材についての理解が深まったところで、次はデザインを見ていきます。デザインで主に考慮すべきことは指輪にダイヤを付けるのかどうか、リングをどんなテイストにするのか、リングの幅をどのくらいの広さにするのかということです。
指輪にダイヤを付ければゴージャスな印象になりますし、反対に何もつけなければシンプルでなじみやすい雰囲気になります。
また、ダイヤの大きさによっても印象は変わってくるでしょう。リングのテイストはたとえば、カジュアルなものからアンティークなものまでさまざまなものがあります。
その中から、自分に似合うものやイメージに近いものを選べば良いのです。最後のリング幅に関しても、太めのものから細めのものまでいろいろな種類があります。
男性的な力強いイメージを狙うなら太めのものが最適ですし、逆に女性的で繊細なイメージを求めているなら細めのものを選んでみましょう。
これらの素材やデザインは相互に影響しあい、最終的に結婚指輪の印象が決まります。そのため、どれか一つの要素だけではなく、すべての要素を考慮してどんなものが欲しいのかをイメージしておくことが重要です。
それぞれの要素は独立したものではなく、お互いに影響を及ぼしあっているということです。しっかりとしたイメージを持つためには、購入前にさまざまな指輪を見て、自分なりの価値観を形成しておくと良いでしょう。

 

結婚指輪の選び方のポイント2:ブランド


素材やデザインと共に、どのようなブランドを選ぶのかも結婚指輪を買うときにはポイントになります。
世の中には多くのブランドがありますが、自分自身が好きなブランドの指輪なら長く愛用できる可能性が高いからです。これは指輪だけではなく、何にでも当てはまる法則のようなものです。
そのため、すでに好きなブランドがある人は良いですが、特にないという人は自分がどんなブランドが好きなのかを把握することから始めると良いでしょう。
具体的に自分好みのブランドを把握する方法としては、最初は徹底的にリサーチすることが有効です。
各ブランドの店舗に足を運んで直接体験するのも良いですが、効率を考えるならインターネットや雑誌、カタログなどを利用することも考えたいものです。
現代では大抵のブランドがネット上のホームページやショップを持っているので、そこからどのような商品を扱っているかの情報を集めることができます。
また、ファッション関係の雑誌などでは定期的にブランドの特集が組まれることもありますし、各ブランドの発行しているカタログでも世界観や商品をチェックすることが可能です。
このようにしてたくさんのブランドの指輪を見ていると、少しずつ気に入ったテイストのものを扱っているところが見つかるはずです。
自分が素敵だなと感じるような指輪を多く扱ってるブランドほど、相性が良いということになります。
そのようなお気に入りのブランドが見つかったら、その中から予算やデザインを考慮して選んでいければ理想的です。
また、結婚指輪を扱っているブランドには高価な商品も多いですが、その分クオリティも高いのが特徴です。そのため、予算をできるだけ削減せず、長い間使うことも考えて購入するようにしましょう。
なお、ここまでは好きなブランドがはっきりと決まっていない人向けの話になります。これまでのパターンとは反対に、すでに好きなブランドが決まってる人は、すぐに指輪を選ぶことができるでしょう。
その際は、以前に購入したことのあるブランドと同じもので、婚約指輪との重ね付けをするのもお洒落です。たとえば、婚約指輪の購入予定のある場合やすでに購入しているなら、そのブランドと同じものにするのです。
このようにすると統一感もでますし、両方を好きなブランドでそろえることで、より一層の愛着を感じることができるようになります。

 

結婚指輪の選び方のポイント3:既製品またはオーダーメイド


既製品とは別名でレディメイドとも呼ばれ、すでに完成している製品を指します。つまり、店舗などで展示され、商品として売られている結婚指輪が既製品ということになるのです。
これに対して、オーダーメイドというものもあります。オーダーメイドとはその名の通り、自分のつくりたいイメージを伝えて、オリジナルの指輪を作成してもらう方法です。
また、オーダーメイドはさらに、セミオーダーとフルオーダーに分かれます。セミオーダーとはあらかじめ用意されたいくつかのパターンから、自分で好きな組み合わせを選んでつくる方法です。
フルオーダーは完全に自由な方法で、素材やデザインをすべて自分自身で決めることができます。
各言葉の意味と基本的な概要が分かったところで、さらに掘り下げてそれぞれを見ていくことにしましょう。
既製品の特徴は豊富なラインナップと生産量の多さです。また、あらかじめブランド側でデザインを決めてつくっているので、他の方法と比べると価格を抑えられるというメリットもあります。
購入する側としても、実際に指輪がその場にあるので、試着をしながら選べるということも嬉しいポイントです。なお、既製品とはいっても結婚指輪の場合は、購入してから取り寄せやサイズ調整が必要なことがほとんどです。
次にオーダーメイドですが、セミオーダーの場合は個々の素材やデザインをブランドが用意するラインナップから選んで製作することになります。
たとえば、指輪につけるダイヤモンドやアームの種類、基本的な素材や色などを決めていきます。これらの要素の組み合わせによって、既製品にはないオリジナリティ溢れる結婚指輪の製作ができるのです。
その分、既製品に比べると値段は高くなることがほとんどですが、自分たちのこだわりをデザインに反映させることができるのが魅力です。
また、デザインや使用する素材などが決まってから製作することになるので、当然既製品よりは納品まで時間がかかります。
最後のフルオーダーは最もこだわりを反映させることができる製作方法で、すべてを自由に決めることができます。
素材なら一般的なプラチナやゴールド以外も使えることが多いですし、デザインも自分たちで最初から考案することができるのです。
そのため、ふたりで話し合ったり、相談してイメージをつくりあげたりしていくプロセスも楽しいものとなるでしょう。
ただ、その分指輪製作の難易度は高くなり、値段も高額になる傾向があります。納品までのスケジュールも当然、一番時間がかかります。
それでもオリジナリティにこだわる場合には、フルオーダーを選ぶのも一つの方法です。

 

結婚指輪の選び方のポイント4:納品までの日数


他のポイントに気を取られていると納品までの日数は忘れがちな要素ですが、これもしっかりとチェックしておく必要があります。
なぜなら、結婚指輪はその場で購入してすぐに納品されることは少なく、大抵はある程度の日数がかかるからです。
ある程度の日数がかかるというのは各オーダーメイドはもちろん、既製品を買った場合にも当てはまります。
一般的に既製品はすぐに受け取れるイメージがありますが、取り寄せしてサイズ直しを行うと、納品まで1週間程度の時間がかかることになるのです。
そのため、特に結婚式までに納品が間に合うのかどうかを事前にチェックしておくことは重要でしょう。
また、この納品までの日数というのは、オーダーメイドを選択した場合にはさらに長くなります。具体的には、セミオーダーやフルオーダーの場合、大体2カ月程度の時間がかかることもあるのです。
同じ納品までの時間でも、既製品と比べると大幅に日数がかかるということになります。したがって、オーダーメイドの利用を考えているのなら、既製品のとき以上に日数に余裕を持って利用することが大切です。
結婚指輪の購入や結婚式は通常は一度しかないものですから、後から後悔しないようにしっかりと計画を立てておくことが必要になります。
また、時間に余裕があれば、自分たちの希望をしっかりと結婚指輪に反映させることも可能になるでしょう。

 

結婚指輪の選び方のポイント5:アフターサービス


結婚指輪の選び方の最後のポイントは、アフターサービスです。アフターサービスとはその名の通り、購入後に行われるクリーニングやメンテナンスなどのサービスを指します。
結婚指輪は普通の指輪とは違い特別なものであり、長期的に使っていくことが前提です。そのため、このようなアフターサービスは非常に重要になるといえます。
ただ、アフターサービスに対する考え方は各ブランドによってさまざまであり、サービスの内容や質に差が出やすいことも事実です。
購入後に後悔をしないためにも、できるだけアフターサービスの内容も事前に確認しておくと良いでしょう。
具体的に行われるアフターサービスの内容としては、サイズ直しやメッキの再加工、リングの歪み直しなどがあります。
また、クリーニングや磨き直しにも対応していれば、いつまでも綺麗な状態を保つことができるでしょう。
指輪のサイズ直しは長い人生で指の大きさが変われば必要になりますし、長年の使用でメッキが剥がれた場合にはメッキの再加工で直すことができます。
同じく長年の使用や強い衝撃でリングが変形することも少なくなく、そんなときは歪みを直してもらえるサービスが役立ちます。
また、生活の中でどうしても付いてしまう細かい傷には、磨き直しが有効です。指輪にも必要なクリーニングは宝石についた油汚れなどを除去し、くすみを取り除いて再び輝きを取り戻してくれる役割があります。
このようにそれぞれのサービス内容を見ていくと、そのどれもが結婚指輪を長く使うために欠かせないものというのが分かるでしょう。
したがって、デザインや価格だけではなく、購入後にどれだけ充実したアフターサービスを行ってくれるブランドなのかを見極める必要があるのです。
そのための方法としては、事前にアフターサービスについて聞いておくこと、保証期間や保証終了後にかかる費用まで確認しておくことなどが挙げられます。
このようなことを聞いたときに、細部までしっかりと説明してくれるなら信頼できるブランドと考えても良いでしょう。
また、一般的にはマイナーなブランドよりも、全国展開しているような大手ブランドのほうがアフターサービスは充実している傾向にあります。

 

ポイントを抑えて最高の結婚指輪を見つけよう!


結婚指輪を選ぶ際のポイントはさまざまです。デザインやサイズは多くの人が気にする部分ですが、それ以外のポイントも念頭に置いておくと、購入するときにより良いものを選ぶことができるでしょう。
特にアフターサービスは、長く利用することが前提の結婚指輪では重要なポイントになるため、疎かにしないことが大切となります。