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プロポーズの指輪はいつ用意する?選び方や金額の目安は?

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結婚は人生を変える大きなターニングポイントです。そんな重要な結婚を申し込むプロポーズは一世一代のイベントとなることでしょう。失敗を避けたい場面であるからこそ、プロポーズの成功に向けてきちんと準備しておくことは大切となります。そして、事前に準備しておきたいことのひとつが指輪です。そこで、この記事では、指輪を用意するタイミングや選び方、購入金額の目安について解説します。

 

プロポーズに贈る指輪を購入するタイミング


プロポーズのときに贈る指輪をいつ購入するべきかのタイミングについて、明確な決まりはありません。但し、一般的には、プロポーズのときに婚約指輪として相手に渡すケースが多くなっています。
なぜなら、婚約指輪を贈ることは、これからの人生を共に歩んでいきたいという贈り手側の気持ちの表れとなり、一生の愛を約束する証となるからです。
また、結婚の意思を形で表した指輪を渡すことが贈る人自身にとっても、ひとつのけじめとなる場合もあります。
一方、受け取る側にとっては、プロポーズの言葉からだけではなく、婚約指輪という形を通して相手が自分を大切に思ってくれている想いを感じ取ることができるようにもなるのです。
しかし、なかにはプロポーズをした後、おふたりで一緒に指輪選びを楽しむカップルもいます。なぜなら、サプライズで受け取りたいと憧れを抱く人がいる一方で、自分の好みに合ったデザインのものをご自身で確認して選びたいと思う人も少なくないからです。
多くの場合、婚約指輪はプレゼントとして安い買い物ではありません。大切な記念のものであると同時に、高い買い物となるからこそ、失敗のないように選び、結婚した後も長く使えるようにしておきたいと考えるケースは少なくないのです。
また、一生に何度とない婚約指輪選びの時間をおふたりで一緒に楽しみたいと考えるカップルもいます。
このように人によって指輪を贈るタイミングへの考えは異なるものです。そのため、婚約指輪を購入するタイミングも、「相手がどのような贈られ方を好むか」「自分はどのように贈りたいか」といった個々の考え方から決めても問題はありません。
但し、プロポーズのときに渡したいのであれば、早めに用意しておくほうがよいでしょう。婚約指輪はすぐに手に入るものではないため、ぎりぎりに準備を始めるとプロポーズ当日に間に合わなくなってしまう可能性もあります。

 

指輪をオーダーする場合の時期と注意点


婚約指輪の種類には大きく分けて、既製品、セミオーダー、フルオーダーと3つのタイプがあります。
既製品とは、販売されているときにすでにデザインなどが完成されているものです。店頭に完成品が用意されているので、選ぶときに実際に試着することができます。「自分に似合うか」「付け心地はどのような感じであるか」といったことを確認できるため安心でしょう。
また、サイズや仕上げ加工、刻印などを依頼する時間はかかりますが、オーダーする場合と比べると早く手に入れることができます。但し、デメリットとしてはデザインなどについて用意されている限られたものの中から選択しなければいけません。
対して、セミオーダーとフルオーダーは希望のデザインを注文できるタイプです。
セミオーダーの場合、ストーンを一定の選択肢のなかから予算や好みに合わせて選び指輪を作ってもらうことができます。ベースとなるデザインは、すでに決まっている場合もあれば、複数のデザインから選ぶ場合もあります。
既製品のなかに満足できるデザインのものがなく、フルオーダーだと予算やデザイン制作に負担を感じる場合には、バランスよく指輪選びの自由さがあるセミオーダーがおすすめです。
オーダーの混雑具合や、ショップやブランドによっても異なりますが、3~4週間で完成となるケースが多くなっています。
一方、フルオーダーはゼロからデザインを作っていくことができるタイプです。デザイナーや職人に、どのような指輪を求めているのか具体的なイメージを伝え、ヒアリングしたデザイナーらが希望を踏まえたうえでデザインを描き起こしていきます。
注文者の希望通りの指輪を作るために打ち合わせが必要となりますが、自分の好みで制作を依頼できるため、世界にふたつとないオリジナルの指輪を作れる点が魅力です。
但し、ゼロから作り出すため、完成までに時間がかかります。ショップや職人にもよりますが、一般的には1〜3カ月ほどかかると考えておいたほうが安心でしょう。
このように、指輪の種類によって納期は大きく変わってきます。また、そもそも刻印やサイズ調整などでも時間が取られることが通常です。大事な当日に間に合わないといったことが起こらないようにするためにも、プロポーズのタイミングを事前に決め、希望の種類に合わせて早めに準備をしておくことが大切となります。
また、指輪を注文するときには相手の指のサイズを間違えないように気を付けましょう。サイズ変更ができる場合でも、お直しのための時間が再度必要となり、プロポーズのときに用意できなくなってしまう可能性もあります。

 

プロポーズで指輪にかける費用の相場は?


プロポーズ時に贈る指輪は、どのくらいの金額のものを購入すればよいかは気になるポイントでしょう。しかし、指輪は金額ではありません。相手を想って選ぶことが大切です。
プロポーズのときに渡す指輪の金額について給料の3カ月分を目安にするとよいといわれていた時期もありますが、事情は個々で異なるため必ずしもこれに準ずる必要はありません。
但し、一般的な金額を参考にしたいのであれば、平均的な費用は37万円ほどとなっていて、30万~40万円までの価格帯が主流です。実際には、10万~30万円の間で購入する人も多い傾向にあります。
また、男性のうち約8割は一括購入です。プロポーズした後にも、結婚式や新婚旅行といったイベントがあり、さらに、その先には長い結婚生活が待っています。
一括購入の割合の多さは、背伸びをして身の丈に合わない高額な指輪を買うのではなく、将来を見据え、無理なく購入できる範囲内で選んでいる人が多いということでしょう。
あらかじめ結婚について具体的な話し合いができているカップルであれば、指輪の購入費用について、おふたりで相談して決めることもひとつの方法です。
人生の一大イベントとなるプロポーズの瞬間を高級な指輪で華やかな思い出にしたいと考えることもあるかもしれません。しかし、ローンを組んで購入する場合、返済回数や入籍までのスケジュールなどによっては結婚生活に入ってからも続けて支払う可能性が高くなります。
結果的におふたりの負担となってしまうことのないように指輪について無理のない予算を組んだほうが長い目で見ると安心です。

 

指輪のサイズや購入時期で迷ったときの解決策


プロポーズをサプライズで計画する人は多くいますが、相手に内緒で準備をする際に困るのが指輪のサイズでしょう。交際中にファッションリングを一緒に買いに行くことが多いなどない限り、相手のサイズを把握している人は少ないものです。
そのようなときには「プロポーズリング」を贈るのもおすすめの方法となります。プロポーズリングとは、その名のとおり、プロポーズのために用意する専用の指輪のことです。
通常の婚約指輪とは違い、プロポーズをして相手に指輪を贈った後で、好みのストーンを付けたり、サイズの変更をしたりすることができます。オーダーする場合でも、デザインやサイズについて相手にぴったりと合うものを選ばなければいけないといったプレッシャーを負う必要がありません。
また、プロポーズリングは購入した時点で最後まで仕上げられていないので、手元に届くまでに時間がかからず、準備までに十分な時間がない場合にも便利です。
さらに、マテリアルにもよりますが、価格は1万円程度から用意されていることが一般的であるため、デザインやサイズに不安があるなかで高額な指輪を買う必要がなく、手軽に購入することができます。
但し、プロポーズ後にストーンの代金やサイズ直しの料金がかかってくるため、事前に最終的な金額は確認しておいたほうが安心でしょう。プロポーズリングは取り扱っている店も多く、さまざまなブランドやショップで手に入れることが可能です。

 

プロポーズが成功したら挙式の準備を!


プロポーズが無事に成功したら、次はいよいよ挙式に向けての準備です。プロポーズとともに結婚式も一生の思い出となる重要なイベントとなります。どのような結婚式にするのか、あらかじめ資料を集めておふたりでじっくりと検討しましょう。
楽婚なら、30名未満のアットホームな式から、250名までの華やかな披露宴までさまざまなプランが用意されているため自分たちに合った結婚式をすることができます。また、会食や披露宴の費用を式の後にご祝儀で支払うことができる点も特徴です。
指輪の購入など披露宴に向けた準備で費用がかかった場合でも気軽に利用しやすく、挙式に向けて具体的に検討したいと思った際には、資料請求や全国24カ所ある楽婚サロンの利用が便利です。ご相談は当日でも予約することができます。