ホーム ご祝儀(ゲスト) -guest money- 招待された結婚式が「オンラ...

招待された結婚式が「オンラインご祝儀」に対応!使い方や注意点は?

119
0
シェア


新札とご祝儀袋を用意し、結婚式当日に手渡しするのが当たり前だったご祝儀。時代の流れとともにデジタル技術が発展しており、ご祝儀の贈り方に変化をもたらしているのをご存知でしょうか。

ブライダル業界に導入された「オンラインご祝儀」は、これまでにないサービスのひとつ。ご祝儀のやりとりをWeb上で完結できる、新郎新婦とゲスト、両方の立場にとって便利な受け取り方法です。そこで今回は、キャッシュレス決済を活用したご祝儀の贈り方や注意点をご紹介いたします。

 

ウェディング業界の新スタイル「オンラインご祝儀」とは?


結婚式において、現金の入ったご祝儀を手渡す代わりにキャッシュレスでご祝儀を贈ることを「オンラインご祝儀」といいます。クレジットカードや電子マネーのほか、デビットカード、QRコード決済などを活用して新郎新婦に送金することが可能。現金を持ち歩くことが少なくなった現代人にぴったりのサービスです。

「ご祝儀の受け取りを非接触でおこなえる」「結婚式に出席できなくてもご祝儀を渡せる」といったように、ご祝儀のキャッシュレス化によるメリットは多岐にわたります。「ゲストに配慮したスマートなおもてなし」として、オンラインご祝儀を検討するカップルが増加していることにも納得できます。

関連記事:結婚式当日にご祝儀を忘れた!忘れた場合の対処法などを徹底解説

 

キャッシュレス決済は難しい?オンラインご祝儀の利用手順を徹底解説


Web上でご祝儀の受け渡しができる「オンラインご祝儀」。利便性の高い決済方法ですが、「楽婚の花嫁サロン」が実施した「オンラインご祝儀」に関するアンケート調査では、オンラインご祝儀の認知度は全体の3割程度となり、実際に活用している人はまだまだ少ないのが現実です。

ここではオンラインご祝儀の決済方法について解説します。ご祝儀の基本的な使い方を把握し、シンプルかつスマートにお祝いの気持ちを伝えてくださいね。

関連記事:実際どうなの?結婚式の「オンラインご祝儀」認知度調査!

 

オンラインご祝儀の基本的な使い方

手持ちの現金がなくてもご祝儀を贈れる「オンラインご祝儀」の使い方はいたって簡単! 新郎新婦から送られてきたオンラインご祝儀専用の決済ページにアクセスし、案内に従って操作するだけでご祝儀の支払いが完了します。

また、ゲストにとって負担となる「新札・ご祝儀袋の準備」や「宛名書き」などの手間を省けるのが最大のメリット。難しい手続きもなく、スマホやパソコンがあればいつでも気軽に支払うことができるオンラインご祝儀は、キャッシュレスが普及した現代にふさわしい決済方法ではないでしょうか。

 

オンラインご祝儀のニーズは高い?オンラインご祝儀のイメージをチェック!

コロナ化を経て、「非接触」「非対面」で支払い可能なキャッシュレス決済の普及が進んでおり、結婚式のようなお祝いの席にも活用され始めています。「楽婚の花嫁サロン」のアンケートで集めた「オンラインご祝儀のイメージ」を一部抜粋してご紹介します。

「手間が省けて便利」「遠く離れた人にも気持ちを伝えられる」など、オンラインご祝儀に肯定的な意見がある一方、「お祝いの気持ちを直接伝えたい」「心がこもっていないように感じる」といった声もあがりました。

 

【オンラインご祝儀に肯定的な理由(一部抜粋)】

 
・これからの時代にあった効率的な方法だと思う。(40代/男性/自営業)

・手軽にお祝いができて遠く離れた人とも関わりが持てそう。(20代/女性/その他)

・新札を用意する手間や、管理する手間が減っていい。(40代/女性/会社員・団体職員)

・受付などの手間をかけずに行うことができ、効率的。(30代/女性/会社員・団体職員)

・遠距離や仕事の都合などで披露宴に参加できなくとも遠隔で気持ちを伝えられる良いイメージ。(50代/男性/自営業)

 

【オンラインご祝儀に否定的な理由(一部抜粋)】

 
・お祝いの気持ちが伝わらないようなイメージ。(60代以上/男性/その他)

・何となく機械的で心がこもっていない感じがします。(40代/女性/その他)

・遠方の方に渡すのであれば便利だが、気持ちがあるのか、などが少し心配、また、オンラインご祝儀というものが主流になった際にあまり関わりたくないから欠席にしたのに祝儀は渡さなければならない、というのも嫌。(10代/無回答/学生)

・まだまだ認知度や理解度が低く失礼にならないか不安になる。(30代/男性/会社員・団体職員)

・便利な印象もありますが、ちゃんとできるか不安なイメージがあることや、式場で直接渡さないので少し寂しいイメージもあります。(40代/女性/会社員・団体職員)

 

ご祝儀をキャッシュレス決済する際の注意点


前述したように、「オンラインご祝儀」は、現金を使わずにキャッシュレスでご祝儀を贈る新しいサービスです。メリットの多いオンラインご祝儀ですが、いくつかデメリットも存在します。

 

オンラインご祝儀のデメリット

Web環境で決済するオンラインご祝儀は、スマホやパソコンを持っていないと利用できないのがデメリット。クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済手段を利用したことがない人にとっても、オンラインご祝儀は難しい決済方法といえるでしょう。

また、オンラインご祝儀は事前決済なので、体調不良などで結婚式を欠席しなくてはならなくなった際、簡単に返金対応してもらえません。決済の取り消しができない場合は、新郎新婦から返金してもらう形になるので、ご祝儀のキャッシュレス決済を慎重におこなう必要があります。

オンラインご祝儀対応の結婚式に出席するなら、キャッシュレス決済のデメリットを頭に入れておくことが大切。ふたりの門出を心から祝福できるよう、オンラインご祝儀を理解したうえで活用してくださいね。

 

キャッシュレス決済以外の受け渡し方法を希望する場合は事前確認を

ご祝儀を直接渡したい人やキャッシュレスが苦手な人は、受付でご祝儀を手渡しできるかどうか事前に確認しましょう。キャッシュレス決済以外の方法でご祝儀を渡したい理由を伝えれば、新郎新婦も快く了承してくれるはず。今後も新郎新婦と良好なお付き合いができるよう、双方が納得できる受け渡し方法を選んでください。

 

お祝いの気持ちをスマートに贈るなら「オンラインご祝儀」が便利!


キャッシュレス決済の普及により、ウェディング業界にも新たなスタイルとして「オンラインご祝儀」が広まりつつあります。現状では「オンラインご祝儀」の認知度は低いかもしれませんが、新郎新婦にもゲストにもメリットが多く、従来のご祝儀で手間だと感じていた部分を省くことができるデジタルツールです。

招待された結婚式にキャッシュレス決済が導入されている際は、オンラインご祝儀で祝福の気持ちを贈ってみてはいかがでしょうか。