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結婚式で渡すお礼にはどんなものがある?お礼の種類と相場を紹介

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結婚式でお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えるために渡す「お礼」。結婚式のお礼は、新郎新婦のハレの日を祝うために全力でサポートしてくれる人のために用意するものですが、お手伝いの内容や役割によって金額相場が異なるため、どのようなお礼をすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、結婚式で渡す「お礼」の種類や金額相場についてご紹介いたします。

 

結婚式のお礼は新郎新婦の心遣いの証


受付や主賓、スピーチの担当者、式場スタッフ、カメラマンなど、結婚式はさまざまな人の支えと協力によって実現します。そのような方々へ感謝の気持ちを込めて渡すのが「お礼」です。結婚式に招待した側の礼儀とされており、新郎新婦の心遣いの証としてお礼を渡す傾向にあります。

結婚式直前で慌てないために、結婚式の1週間前までにはお礼を準備しましょう。筆ペンでご祝儀袋またはポチ袋に表書きと贈り元の名前を書き、新札を包むのがマナー。お手伝いしてくれる人の名前(役割)、渡す金額をリストアップし、付箋等で管理しておくと渡し忘れを防ぐことができますよ。

 

結婚式で渡すお礼は「お礼」「お車代」「心付け」の3種類!


結婚式では、式中や準備をサポートしてくれた人に対し、感謝の心を示す意味でお礼を渡すのが一般的。結婚式のお礼には3種類あり、手伝ってくれた人に渡す「お礼」、主賓・遠方のゲストに渡す「お車代」、式場のスタッフに渡す「心付け」に分けられます。結婚式の役割分担と「お礼」「お車代」「心付け」について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

結婚式で重要な役割を担ってくれた人への「お礼」

「お礼」は、ゲストでありながらも結婚式に協力してくれた人に渡します。役割ごとの金額相場は以下の通りです。

 

【司会や撮影へのお礼】

司会や撮影など、結婚式当日だけでなく事前準備も必要な相手には、10,000円~30,000円のお礼が相場。結婚式を素晴らしいものにするために食事も取らず動いてくれるので、ご祝儀は辞退してください。当日ご祝儀をいただいた場合は、お礼に上乗せして渡すようにしましょう。

 

【受付や余興、スピーチ、ブライズメイドへのお礼】

受付や余興、スピーチ、ブライズメイドには、3,000円~5,000円ほどのお礼を準備します。現金のほか、ギフト券や品物を贈ることも可能です。大人数の余興を披露してくれた場合は個別にお礼を渡すのが難しいので、少し多めのお礼を用意して代表者にまとめてお礼を渡すとよいでしょう。

 

【二次会幹事へのお礼】

会場の手配から出欠確認まで、役割が多岐にわたる二次会の幹事には、10,000円程度のお礼が相場です。二次会当日は食事やお酒を楽しむ余裕がないため、会費を無料にしたうえでお礼をするのが一般的。現金やギフト券、プレゼント、食事会などで感謝の気持ちを表してくださいね。

 

【リングボーイ&ベールガールへのお礼】

リングボーイ(ガール)やベールガールなど、結婚式でお手伝いをしてくれた子どもたちへのお礼は、3,000円ぐらいが目安。おもちゃや絵本、お菓子、ギフト券など、年齢に合わせたギフトを用意しましょう。事前にパパやママから子どもゲストの好きなものをリサーチしておくと、子どもゲストが喜ぶギフトが贈れますよ。

 

主賓や遠方から来てくれたゲストへの「お車代」

遠方からかけつけてくれたゲストのほか、都合をつけて結婚式に出席してくれた相手にも「お車代」という名目で現金を包む慣習があります。お車代の相場は以下の通りです。

関連記事:結婚式に遠方から来るゲスト!交通費はどれくらい包むのが良いの?

 

【遠方ゲストへのお車代】

飛行機や新幹線などを利用して結婚式に出席してくれたゲストには、交通費の半額~全額負担がベストですが、遠方から来てくれるゲストが多い場合は、お車代の金額を一律に設定することもあります。また、親族ゲストは親族間で決め事があるかもしれないので、必ず親に確認しましょう。

 

【主賓や乾杯挨拶をお願いしたゲストへのお車代】

主賓祝辞や乾杯挨拶を引き受けてくれたゲストには、10,000円以上のお車代を包みます。ハイヤーや新幹線などのチケットを手配した場合、お車代は渡さなくて大丈夫です。

 

お世話になった式場スタッフへの「心付け」

ウェディングプランナーや介添人、サービス責任者、ヘアメイク、カメラマンなど、結婚式を支えてくれたスタッフに渡す謝礼金を「心付け」といいます。お礼の気持ちとして心付けを渡したい場合は、3,000円~10,000円程度を包んで渡しましょう。

心付けは、お世話になったスタッフへの感謝の気持ちですが、式場によっては心付けを受け取らない方針のところもあります。どうしてもスタッフにお礼を受け取ってもらいたいのであれば、菓子折りや手紙で気持ちを示すのもひとつの手段です。新郎新婦の地元でスイーツや人気ブランドの焼菓子など、個包装で分けやすいお菓子を用意してみてはいかがでしょうか。

 

結婚式に携わってくれた方々へ「ありがとう」の想いを込めてお礼をしよう!


結婚式をサポートしてくれた人に渡す「お礼」についてご紹介いたしました。主賓挨拶、司会、余興、披露宴会場のセッティングなど、結婚式はさまざまな人の支えと協力によって成り立っています。忙しいなか時間を割いて準備を進めてくれたゲストやお世話になった式場スタッフには、感謝の気持ちを込めてお礼をしましょう。

お礼の種類や金額相場は、依頼した内容や役割によって変化をつけるのが一般的。お礼をする相手に失礼のないよう、しっかりと準備をして結婚式当日を迎えてくださいね。