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入籍と結婚式はいつにする?先輩カップルの調査結果を大公開

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結婚することが決まったら、結婚式の準備だけでなく入籍についても考える必要があります。式と入籍はどちらを先にしたほうがいいのか、あるいは同じ日のほうがいいのか、など気になる人も多いのではないでしょうか。そこで、結婚式と入籍のタイミングについて、実際に結婚式をあげた先輩カップルへの調査結果を大公開します。

 

約8割のカップルは「入籍が先」


「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によると、挙式日よりも前に入籍したというカップルは82.2%でした。約8割のカップルは入籍を先に行っていることがわかります。
一方、挙式日当日に入籍したというカップルは8.3%、挙式日よりも後に入籍したというカップルは7.8%で、いずれも1割に届きませんでした。
挙式日よりも前に入籍した理由として、手続きの関係で先に入籍をしたほうがなにかと便利であるという点があげられます。
また、すでにこどもを授かっていたというケースもあり、現実的なことを考えて入籍を先にしたというカップルが多いことがわかります。
海外に新婚旅行へ行く場合はパスポートを新姓にする必要もあるので、先に入籍を済ませておくことで余裕をもって手続きを終えられたという声もあがりました。
運転免許証や保険証などの名義変更手続きを事前に済ませられるのは、挙式日よりも前に入籍することの大きなメリットといえるでしょう。
挙式日当日に入籍したというカップルは、結婚式と同じ日に合わせたかったというのが大きな理由のようです。日にちをまとめたほうがわかりやすいし、覚えやすいですよね。
また、結婚式当日に保証人から婚姻届のサインをもらうというイベントを準備していたため、結婚式後に婚姻届けを提出したという例もあるようです。
挙式日よりも後に入籍するケースは、式の後入籍という順序にこだわりたい場合や、両家の親御様の意向である場合が多いようです。スムーズに結婚生活を迎えるためにも、入籍前にきちんと親御様に結婚式と入籍の順序を確認しておくとよいでしょう。

 

9割のカップルは入籍から1年以内に挙式


次に入籍から結婚式までの期間ですが、3カ月以上~半年未満が33.3%、3カ月未満が31.5%、半年以上~1年未満が27.1%、1年以上が8.2%という結果になっています。
実に9割以上のカップルが、入籍から1年以内に結婚式をあげていることがわかりました。半年以内に結婚式をあげているカップルも6割以上にのぼります。一方、1年以上たってから結婚式をあげているカップルは1割にも届きませんでした。
入籍したら、その盛り上がった気分と勢いのまま結婚式をあげたいというカップルが多いのかもしれませんね。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によると、結婚を決めた時期は挙式1年前という回答が48.0%でした。半数近くのカップルが挙式の1年前には結婚を決めていることがわかります。
結婚すると心に決めてお互いに約束してから実際に挙式までのタイミングとして、約1年というのが一つの目安であるといえそうです。

 

入籍から挙式までの期間が短いメリット&デメリット


入籍から挙式までの期間が短い場合のメリットとして一番にあげられるのは、新鮮な気持ちで結婚式を迎えられるという点でしょう。
お互いに結婚への気持ちを確かめ合ってから親御様へご挨拶をしたり、婚約指輪や結婚指輪を選びに行ったりする中で、自然と気持ちも結婚へ向けて一つになってくるはずです。
入籍を済ませて晴れて戸籍上も夫婦になったところで、いよいよ挙式本番です。短期間でいろいろとやり遂げたという充実感も相まって気分も最高潮に盛り上がり、新鮮な気持ちで新たな人生の一歩を踏み出すことができるでしょう。
また、入籍から挙式までの期間が短い分、相手が彼でよかったのかどうか、結婚のタイミングは今だったのか、など悩んでしまう時間もありません。マリッジブルーになりにくいのも入籍から挙式までの期間が短い場合のメリットといえるでしょう。
一方、デメリットとして結婚式の準備期間があまりとれない点があげられます。入籍から結婚式まで数カ月程度しかない場合、結婚式の手配と入籍に伴う事務手続きを同時に進めていかなければなりません。
結婚式の準備は、ゲストの人数や披露宴の料理メニュー、いつ招待状を発送するかなど決めなくてはいけないことは盛りだくさんです。
また、入籍したら運転免許証や保険証、カード類の名義変更などの手続きも必要です。準備不足で結婚式当日を迎えてしまって後悔したり、書類の手続きを忘れて二度手間になったりしないよう、しっかりスケジュールをたてて準備を進めていきたいですね。

 

入籍から挙式までの期間が長いメリット&デメリット


入籍から挙式までの期間が長い場合の最大のメリットは、結婚式の準備にじっくりと集中できる点です。
結婚式の準備は多岐に渡ります。日取りや式場選びに始まり、ゲストの人数や料理内容、細かいところだと披露宴のテーブルに飾る花の種類や料理のナプキンの色まで、すべて決めていかなくてはなりません。
しかし準備期間が長ければ、その分じっくり決められます。情報収集する時間もたっぷりとれるので、結婚情報誌やインターネットで式場やプランをいろいろ調べてもよいでしょう。
ウェディングドレスやヘアスタイルをどうするかなどゆっくり悩んでいる時間も楽しいものです。慌ただしくバタバタすることなく、時間的にも気持ち的にも余裕を持って準備に取り組めます。
また、早めに人気の結婚式場を抑えられる点もメリットといえるでしょう。日にちが差し迫ってからここがいいと思っても、人気の式場はすでに予約でいっぱいというケースはよくあることです。
しかし式をあげるのが少し先であれば、その分予約もまだ入っていないので人気の式場もとりやすくなります。海が見えるチャペルで式をあげたい、ガーデンウェディングでアットホームな式にしたい、などこだわりや譲れない条件がある場合は、入籍前に式場探しを始めてもよいでしょう。
一方デメリットですが、マリッジブルーになってしまう可能性があげられます。
入籍から挙式まで時間があいてしまうと、ふとした瞬間に本当にこれでよかったのかと不安に襲われてしまうかもしれません。
つい時間があると余計なことを考えて心配になってしまうというのであれば、彼と一緒に旅行やお出かけを計画して、楽しい時間をたくさん過ごしてはいかがでしょうか。
一緒に過ごす時間の中で彼とのきずなも深まり、前よりも頼もしく感じて、彼なら大丈夫だと安心できることでしょう。
また、あまりにも入籍から挙式までの期間があいてしまうと、周りの人から心配されてしまうかもしれません。いつになったら式をあげるのだろう、もしかして何かあったのでは、など余計な心配をかける前に、親しい人などにはきちんと理由を説明して安心してもらうとよいでしょう。

 

タイミングは両親にも相談してみよう


調査の結果、挙式よりも入籍を先にするという先輩カップルが多いことがわかりました。
しかし、結婚式をしてから入籍をしてほしいというご希望を持っている親御様も中にはいらっしゃいます。きちんと結婚式で親族にお披露目してから籍を入れるのが筋だという考えや、せめて結婚式までは実家にいてほしいなど、理由はさまざまです。
結婚は新しい生活のスタートです。
お互いのご家族とも親族同士になる結婚は、おふたりだけの問題ではありません。親御様にもきちんと相談して、納得してもらったうえで結婚式や入籍の順番、タイミングなどを決めていきましょう。
そうすることで、結婚後も親御様と良好な関係を築いていけることでしょう。