
結婚式のフィナーレを飾る「新郎の謝辞」は、ゲストに感謝を伝える大切な場面です。しかし、いざ自分で謝辞を考え始めると「どんな内容にすればよいか迷う」「伝えたいことが多すぎてまとめられない」と悩む人も少なくありません。
この記事では、結婚式で自信を持って謝辞を述べるためのポイントをご紹介します。謝辞の構成や例文も交えて解説するので、心に残る謝辞を作りたい方はぜひ参考にしてください。
新郎必見!結婚式の謝辞を考えるときのポイント

謝辞は、結婚式や披露宴に集まってくれたゲストに向けて述べるお礼の言葉です。昔は新郎の父親が務めることがほとんどでしたが、最近では新郎本人がスピーチするのが一般的になっています。
感動的な謝辞にするには、誰にどんな言葉を届けたいかを整理し、文章の流れを意識することが重要です。ここでは、謝辞を考えるときに押さえておきたいポイントを順にご紹介します。
「誰に向けて話すか」を意識する
結婚式は新郎新婦にとってかけがえのないイベントであり、家族や親族、友人への感謝もたくさんあるでしょう。しかし、謝辞の本来の目的は、出席してくれたゲストに向けて感謝や抱負を伝えることです。個人的なエピソードや家族との思い出を長々と盛り込むより、ゲストに焦点を当てて構成するほうが印象的なスピーチになります。
心を込めながらも冷静さを忘れずに
謝辞は心を込めて話すのが基本ですが、感情が高まりすぎると文章が散漫になり、かえって聞き手に伝わりにくくなることも。謝辞を読み上げる際は、落ち着いた口調を意識し、ゆっくりとていねいに言葉を届けましょう。誠実に言葉を紡げば、ゲストの心にもきっと響くはずです。
長すぎず短すぎず、程よいボリュームで
謝辞が長くなりすぎると、ゲストの集中力も途切れやすくなります。全体の長さは2〜3分、600文字程度にまとめるのが理想的。長い話を無理に詰め込まず、要点をコンパクトに伝えることで、聞き手にも負担を感じさせない謝辞になります。
結婚式の新郎の謝辞はどう構成する?基本の流れを解説

新郎の謝辞をわかりやすくまとめるには、「導入・本題・結び」の3つの流れを意識して構成するのがおすすめです。この流れに沿って組み立てることで、スピーチ全体にメリハリが出ます。
ここからは、謝辞の構成と例文をご紹介します。
【新郎の謝辞:導入】会場の空気が和らぐ最初の一言を
謝辞を述べるときは、ゲストへの感謝を伝えるところから始めましょう。結婚式の雰囲気がフォーマルであってもカジュアルであっても、「本日は結婚式にご出席くださり、心よりお礼申し上げます。」といった、会場の空気が和らぐ最初の一言を添えるのが基本です。
乾杯や余興で場を盛り上げてくれた方々へのお礼も、このタイミングで伝えるとていねいな印象になります。親族中心の結婚式であれば、「今日は一緒に楽しい時間を過ごせて、とても嬉しく思っています」と加えるだけで、親しみのあるあいさつに仕上がります。
【新郎の謝辞:本題】ふたりのエピソードと結婚への意気込みを中心に
謝辞の核となる部分に、新郎新婦の出会いや思い出、新生活への抱負を盛り込むと個性が出ます。「ふたりの出会いのきっかけ」や「結婚を決めた理由」など、その場にいるゲストが共感しやすい話題を選びましょう。
たとえば「大学時代の登山サークルで出会った新婦の懸命な姿に心惹かれた」という話や、「プロポーズを山頂でおこなった」といったエピソードは、ふたりの歩みを象徴するものです。ここでしか聞けないふたりの出会いを紹介することで、謝辞にあたたかみや個性が生まれます。
「険しい道を一歩ずつ登るなかで、互いに手を差し伸べることの大切さを知りました。これからも、ふたりで支え合いながら、笑顔あふれる家庭を築いてまいります。」といったように、話の流れを出会いから学び、抱負へと自然に繋げると聞きやすい謝辞になります。新郎の素直な想いは、会場全体を和やかな雰囲気へと変えていくでしょう。
【新郎の謝辞:結び】感謝と決意でしっかり締める
謝辞の終盤では、今後のお願いと締めのあいさつを述べます。「これからも未熟な私たちですが、皆さまに助けていただくこともあるかと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。本日は結婚式にお越しいただき、誠にありがとうございました。」といった形でまとめると良いでしょう。
結びの言葉は、謝辞の終わりを飾るだけでなく、結婚式全体の印象を引き締める役目も担います。最後の一言まで気を抜かず、しっかりと準備して臨みましょう。
結婚式で感謝を伝えたいなら「楽婚」がおすすめ!
新郎の謝辞を引き立てるには、会場選びも重要です。ゲストに心地良い空間で謝辞を聞いてもらいたい方は、全国にある多彩な会場と提携している「楽婚」がおすすめです。
楽婚では、感謝の気持ちを自分らしく伝えられる、さまざまな雰囲気の会場を豊富に取り揃えています。専属プロデューサーが会場選びをサポートしてくれるので、ふたりの希望に合う結婚式場がきっと見つかります。
さらに、結婚式当日の後払いにも対応しているため、結婚式費用の負担も軽くて安心です。理想の結婚式場で心に残る謝辞を届けたい方は、ぜひ楽婚に相談してみてはいかがでしょうか。
感動的な新郎の謝辞で、結婚式に彩りを添えよう

新郎の謝辞は、結婚式の締めくくりとしてゲストの記憶に深く残るシーンです。導入・本題・結びの流れを意識し、ふたりのエピソードや感謝の気持ちを自分らしい言葉で紡げば、会場の空気もあたたかく包まれるはず。ゲストの心に響く謝辞で、結婚式を最高の一日にしてください。
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