結婚を控えるカップルにとって、入籍日は新たな人生が始まる特別な日です。「ふたりの記念日に合わせたい」「お日柄の良い日にしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし、希望する日が土日祝日だったり、仕事の都合で平日の役所の開庁時間に手続きができなかったりと、現実的な問題に直面することも珍しくありません。
そうした問題から、いつ入籍をすれば良いか不安を抱いているカップルも少なくないことでしょう。でも、ご安心ください。実は、多くの自治体では平日の昼間だけでなく、夜間や土日祝日、さらには年末年始でも婚姻届の手続きが可能です。この記事では、役所の開庁時間外でもスムーズに入籍するためのコツをご紹介します。
入籍手続きは土日祝日や夜間、年末年始でもできる
入籍は役所の開庁時間にしかできないと思われがちですが、実際にはそうではありません。婚姻届は、「戸籍法」に基づく重要な手続きであり、原則として役所では24時間受け付けています。
そのため、多くの自治体で平日の夜間や土日祝日、さらには年末年始も婚姻届を提出できます。入籍手続きをした日がそのまま婚姻日として扱われるので、記念日にこだわりたいカップルにとってはうれしい制度ですね。
準備から提出まで!土日祝日や夜間、年末年始の入籍を成功させるコツ
土日祝日や夜間、年末年始といった時間外の入籍手続きをスムーズに進めるには、事前に押さえておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、書類準備・提出手順・受理確認といった入籍手続きのコツを詳しく解説します。
入籍手続きに必要な書類を準備する
役所の開庁時間外に手続きをおこなう場合、最も重要なのは事前の準備です。土日祝日や夜間、年末年始は役所で書類の確認や修正ができないため、完璧な状態で提出する必要があります。
土日祝日や夜間、年末年始といった開庁時間外でも、準備すべき書類は平日の手続きと同じで、記入済みの婚姻届と本人確認書類が必須です。本人確認書類については、顔写真付きのもの(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)であれば1点で構いません。
顔写真のないもの(保険証、年金手帳など)を使用する場合は、2点以上必要です。詳細については、提出予定の役所のウェブサイトで事前に確認することをおすすめします。
従来は本籍地以外の自治体で婚姻届の提出をおこなう際に、「戸籍謄本」もしくは「戸籍抄本」の添付が義務付けられていました。しかし2024年3月の戸籍法改正により、これらの書類は原則として不要になりました。さらに、これまで求められていた婚姻届への押印も、2021年9月から任意に変更されています。ただし、婚姻届は公的な書類ですので、押印したい人は朱肉で押せる印鑑を用意するようにしましょう。
時間外窓口での提出手順を把握しておく
夜間や土日祝日、年末年始など、窓口が開いていない時間帯に婚姻届を出す時は、平日の通常窓口とは異なる受付方法になります。多くの自治体では、「夜間受付」や「時間外窓口」での対応が一般的です。提出した書類は一時的に預かりとなり、翌開庁日に改めて内容が確認され、正式に受理されます。
万が一、婚姻届に記入ミスや不備があった場合は、後日役所から連絡が入り、再度提出を求められることもあります。また、支所や出張所では時間外受付をおこなっていない場合もあるため、提出先の選定にも注意が必要です。
こうしたトラブルを避けるためにも、時間外手続きの流れや必要書類を事前に確認しておくことが大切です。心配な場合は、婚姻届を提出する前に役所で記入内容をチェックしてもらうのもひとつの手段です。希望日に入籍手続きをおこなえるよう、しっかりと準備を整えて臨みましょう。
婚姻届提出後の受理確認を忘れずに
婚姻届を提出した後は、正式に受理されたかどうかを確認しましょう。翌開庁日以降に役所へ問い合わせれば、受理状況を教えてもらえます。提出時に受付票を受け取っている場合は、そこに記載された番号を伝えるとスムーズです。
入籍が完了したら、住民票や印鑑登録の変更、保険、銀行口座の名義変更など、多くの手続きが待っています。これらのなかには新しい戸籍謄本が必要になるものもあります。事前に必要なものを確認し、計画的に手続きを進めていきましょう。
結婚式場選びのコツは「楽婚」におまかせ
婚姻届の提出だけでなく、結婚式場選びにもさまざまなコツがあります。理想の結婚式を叶えたい方は、幅広いスタイルに対応する「楽婚」に相談してみてはいかがでしょうか。
楽婚では、大規模な結婚式から、小規模の家族婚やアットホームなウェディングパーティーまで、ふたりの希望に合わせた結婚式が実現できます。結婚式当日も専属プランナーがそばにいてくれるので、安心して結婚式に臨めますよ。
結婚式場選びは「楽婚」で!>>
万全の準備をして、土日祝日や夜間、年末年始の入籍を成功させよう
土日祝日や、夜間、年末年始でも入籍手続きは可能です。多くの自治体で時間外受付が用意されており、提出した日が正式な婚姻日として記録されます。婚姻届や本人確認書類の準備、提出手順の確認、提出後の受理確認など、万全の準備をして、大切な一日を安心して迎えてくださいね。
「結婚式、どうしよう?」、そんなお悩みを楽婚が解決します。結婚式場選びや結婚に関する疑問の解消まで、お気軽に楽婚にお問い合わせください。