結納や顔合わせのタイミング
日本では古くから、結納は「ゆいのもの」と呼ばれています。男性側の家族が女性側の家族へ酒肴の現物や花嫁衣装、装身具などを持参し、女性側の家族が料理でもてなすというしきたりが行われてきました。
地方や家によっては今も行うところがあり、結婚前の大事なイベントとなっています。縁起物をそろえて目録を作るのは結構な手間なので、最近では簡略式の結納を行う、もしくは結納を行わないカップルも増えています。結納を行わない場合、よりカジュアルに気軽に行えると人気なのが顔合わせの食事会です。
結納品をそろえる儀式的な部分を省略して、両家の親睦を図ることを目的に開きます。顔合わせ食事会には特に決まった流れはありませんが、両親や親族の前で婚約指輪を交換するなど、何かしら記念品の交換をすることが多いようです。
結納・顔合わせどちらの場合も、結婚式の3〜6カ月前には行うのが理想的なので、余裕を持って計画を立てましょう。中には、土日であれば六曜の仏滅でも気にならないという人もいますが、せっかくのおめでたい席なので、できれば大安や先勝、友引などの吉日にあたる日を選ぶといいですね。
