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結婚式に出し物は必要?余興をやるときのポイントとは

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結婚式の出し物を友人に依頼するときのポイント


結婚式の出し物は新郎新婦が自ら披露する場合もあれば、プロに依頼したりする場合もあります。また、友人や同僚に頼むことも多いでしょう。ここでは、友人・同僚に出し物を依頼するときの注意点を紹介していきます。

内容や人数についてはきちんと調整しておく


余興を頼むときに気をつけたいポイントは、2つあります。
1つ目は、頼む組数です。頼む組数が多すぎると、余興ばかりの結婚式になってしまいます。結婚式には新郎新婦のお披露目の意味もあります。新郎新婦とゲスト、そして、ゲスト同士が歓談したり、写真を撮影したりする時間が少なくなってしまうのはよくありません。
時間配分を考えて、頼む余興の数を絞るようにします。その際、新郎新婦それぞれ1~2組だけ頼むようにして、新郎の友人にだけ頼むなどといった偏った構成にならないように心がけるといいでしょう。
2つ目は、内容です。たとえば、余興で歌ばかりが続き、さらに、同じ歌を立て続けに披露するようなことになってしまうと、披露宴会場の空気が微妙な感じになってしまうでしょう。
歌う本人も、恥ずかしい思いをしてしまいます。新郎の友人と新婦の友人とでは、お互いの連絡先を知らない場合が多いため、余興が被らないように打ち合わせすることはできせん。
ここは新郎新婦が間に入って、余興の内容が被らないように調整することが大切です。どんな余興をしてもらえるのかを、あらかじめヒアリングするようにしたほうが良いでしょう。
また、新郎新婦の側から、たとえば、新郎の友人には歌を、新婦の友人にはスピーチをお願いするといった具合に、内容を決めて頼むのも一つの方法です。

相手への配慮とお礼の気持ちを忘れない


仕事やプライベートで忙しいなか、相手は善意で余興を引き受けてくれるのです。感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。そのためには、相手に対する配慮が大切です。配慮には、主に3つのポイントがあります。
1つ目は、直接会ってお願いすることです。LINEやメールで簡単に済ませるのはよくありません。その際、誰でもいいからではなく、「〇〇さんだからお願いします」と熱意を持って伝えるようにします。
しかし、相手の都合でどうしても会って頼めないこともあります。そんなときは、電話でお願いしてもいいでしょう。
2つ目は、直前になって声をかけるのではなく、早めに依頼することです。それは、余興には準備や練習がつきものだからです。依頼する際、どのぐらいの持ち時間があるのかも伝えます。それは、3分と6分では、披露できる余興の内容も変わってしまうからです。
また、何も伝えておかないと、相手は何分でもかまわないと誤解してしまいます。そうなると、結婚式の進行が遅れてしまい、周りに迷惑をかけることになりかねません。
また、余興の内容によっては、着替えの場所、曲を流すタイミングなど、式場との調整も必要になります。あらかじめ式場の担当者を紹介して、スムーズに打ち合わせできる手配を整えておきましょう。
3つ目は、感謝の気持ちを伝えることです。友人だからやってもらって当然というような態度は論外です。
心を込めて、お礼を伝えるようにしましょう。その際、お礼の金品を用意するようにします。金額は1人当たり3000~5000円が目安です。式のお見送りのときに、感謝の言葉を添えて渡します。
このほか、お礼として食事をご馳走するのもいいでしょう。ハネムーンのとき、お礼のお土産を買って、お礼をするといった方法もあります。